zowのプログラムな日々

日々のプログラミングとか

開発環境としてのArchLinux

とりあえずArchを入れてEnlightenmentを入れて使ってる。暑くても落ちないし、そこそこの負荷には耐えるしはっきり言って問題はない・・・・のだけど、不満はある。

e20に関しては文句無い。はっきり言ってwmから発展して、将来的にはGnomeKDEと並ぶデスクトップ環境へ進化するんじゃなかろうか。将来有望っていうか、そんなこと言うまでもなくかなり昔からあるんだけども、昔よりも出来上がってきてる。現状、wmという枠の中で語るなら3本の指に入る完成度だと思う。他のwmとはかなり毛色が違うのであまり受け入れられないかもしれないけど、もっと利用者が増えて欲しい。

不満はArchに対してはある。いや、Archはこれはこれでいいんだけども、開発環境として使うのには問題があると思う。なんつーか、Linux自体で遊ぶ事を考えてるのならArchでいいっていうか、ベストなんだけども、常用する環境として開発とか業務とかで使うには無理があるんじゃないかな。ぶっちゃけ、危なくてこの環境だけで生きていく気にはなれない。尖りすぎてる。逆言うと、こんだけ玉石混交なパッケージを混在させた環境でよくここまで安定させることできるな、って感じに感心したりはする。

まぁArchユーザから言わせれば安定した環境を求めるのならば他のディストリ使えってことなんだろうけども、なんつーか、Gentooとは思想が多分根本から違うんだよな。Gentooは自分好みの環境を作れたりするんだけども、Archはそれを最新バージョン限定で作らされるっていうか、自由な様に見えて最新縛りみたいな感じっていうの?そんな感じ。だからパッケージをガンガン入れて遊んで壊して直してってのが楽しみな人にはいいんだけども、普通のPCのOSとしてパソコンを使うには向かない。ミニマルなLinuxを求めてる人ってのは多いと思うから、Archをベースにした安定したディストリ作ったら流行りそう。Gentooよりは手がかからないからArchの方が楽だし、もうちょっと安定志向になってくれたら嬉しい。

つーわけで、e20の完成度には満足してるけども、開発環境のOSとしてArchはオススメできない。つか、早くもe20を使える他のディストリに乗り換えようかと悩み中・・・。