zowのプログラムな日々

日々のプログラミングとか

そろそろクローラ作りも終わりである

現状でクローラのシステムとしては完成したと言っていいと思う。seedを渡せば普通に動いてくれるし。残っているのはApigilityのインストールとWebインタフェースの作成なので、おまけパートだ。あともう一息!

久々にPython漬けになってみたんだけども、2系の頃よりも3系の方が圧倒的に使いやすくなっている。特に日本語周りの処理とかはかなり楽だ。Pythonは2.3の頃から使っているけども、やっと馴染める様になった。なにしろ、オライリーPython本が「初めてのPython」ではなく「Pythonプログラミング」「Python入門」の2冊に分かれていた頃からの付き合いである。ほんと長かった。

PerlPHPRuby、さまざまなスクリプト言語の間を放浪してきたけども、今回Python書きまくって感じたのはPythonがあれば他を使う必要はないかなー、という感じ。正直、世の中のレンタルサーバなんかの環境を考えるとPHPから離れる事は事実上不可能なので、PHPとの縁はまだ続くだろうけども、PerlRubyと縁を切ってもいいかもしれないと思えるようになった。それぐらいPythonは快適で使いやすい。

ちなみにRubyPerlをディスってる訳ではない。それぞれ良いところは満載だと思う。Perlは何となくフィーリングで書いても動いてしまう自由さが良いし、Rubyの言語仕様はPythonよりも優れてると思う。慣れればアホみたいに書きやすい。昔は遅かったけども現状では遅さは感じないし、なによりgemが豊富だ。誰でも気軽にパッケージを作って公開するという「文化」を日本に根付かせたのはRubyの功績だと思う。Perlには昔からcpanがあったし、そういう文化はoss界隈では当たり前の物だったけど、日本には根付いていなかったと思う。それを日本発の言語という事で布教し、たくさんの日本人信者を獲得することで日本でも当たり前の文化にしたのはRubyの功績だと言っていいと思う。

PerlPHPRubyPythonと4つのLLの中で、日本で一番影が薄いのは間違いなくPythonだと思う。いろんな言語を渡り歩いた俺から言わせると、理由は「日本語の扱いに難があった」からだと思う。とにかく面倒臭かった。2系のPythonを使った人なら実感しているんではないだろうか。いくら書きやすい言語でも、結局のところ日本語が簡単に扱えるか扱えないかと言うのは日本人にとってはとても大きな問題で、そこに不便さがある以上、普及は難しかったと思う。それが3系になった事でとても扱いやすくなった。つまりここにきてやっとPythonが他のLLと同じ土俵に立てたのではないだろうか。

別にPythonを布教する気はないけども、個人的にこれからはPythonを中心に触って行きたいと思う。このブログもこれからはPythonが中心になっていくかもしれない。でもGolangにも興味はあるし、PHPとも付き合っていかなくてはならない。まだまだ一本化は難しいかな。

いろんな言語を気軽に試すことができる世の中になるなんて15年前は思ってもみなかった。ほんと良い時代になったなぁ。